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2005年8月 4日 (木)

7月29日午後3時すぎ

それは暑い金曜日。この日、やすくんは午前中に英語を教えに来てくれる紅さん(ヨーロッパの人で英語教育のPh.Dを持ち息子さんと6匹の猫の母もしていた素晴らしい人である)と話していた。いろははお腹が大きいけど、たぶん出産は来週だろう。出産予定日は二日後だったと思うけど・・などと。

その日はその後、昼から試験監督をしに学校へ行ったのだが、3時頃、なぜか落ち着かず、虫の知らせのようなものを感じた。採点もあり仕事がないわけでもなかったが、とりあえずの用のみを片付け、大急ぎで帰ってきたのであった。

家に着き、しばらくするといろはが妙な声で鳴き始めた。様子がおかしいので、出産用に買ったゲージの中のバスケットに入れた。はるかもいるし、明るいと落ち着かないだろうと思い、真新しいシーツをかけてやり、大丈夫だよと声をかけてそばでゆっくり本を読むことにした。

この後におよんで、やすくんはタカをくくっており心配などしてなかった。なにしろ、いろはの母猫ぺぺはやすくん実家の猫だったが、最初の出産の時、実家の父の椅子の上で誰もいない時に堂々と産んでいたのである。この椅子は庭へ出れる窓に向いており、その庭には飼い犬のシェルティーがいたのに。

やすくんは、そんなぺぺの娘であるいろははきっと自分ひとりでちゃんと産むだろう・・と勝手に思い込んでいた。

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